レーザカラーテレビジョン
大画面の迫力.′
シミュレート・トラベルと
ともに日立グループ舘の
話頴は、大出力のレーザを
使ったカラーテレビの
初公開実験です。
光のエネルギーを利用した
レーザカラーテレビは、
レーザの出力によって
画面を明るく
大きくすることができます。
このたびの公開実験では
3mX4mという
ワイドスクリーンに
投影を行います。
アメリカをはじめ技術の
進んだ国々でもレーザー
カラーテレビの研究を
始めています。
しかし このような
大型の物を実用を
目的として開発したと
いう意味では世界で
初めてのことです。
レザ一という人工光線のことは
開いたことがあるだろう.
月へも届くすごい光線だ。
このレーザーを使った世界で
初めてカラーテレビ3mX4mが
2階で公開される。
普通のカラーテレビと同じように
このレーザー・テレビも3原色の
合成で色をつくる。
ただ普通のカラーテレビが
電子銃から飛び出した3つの
色信号を持つ電子ビームを
ブラウン管の上の.3色の
けい光面にあてて発光するのに
対し、レザー・テレビは最初から
色のついたレーザー光線を
使っている。
赤い光はクリプトン、
青と緑の光はアルゴンという
気体の波長を一使っている。
この光線が特殊な平面鏡を使って
1本にまとめられ、その合成光は
スクリーンの上に走査される訳だ。
日立館ではレーザー・カラーテレビ
のために大規模な装置を
使っているが、
将来はもっともっと小型化する
ことも夢ではないといわれている。
無限の可能性に富むレーザ光
人類史上はじめて月に
劇的な第一歩をしるした
アポロ11号の宇宙知行士は、
月の上に2つの科学観測装置を
残してきました。
地震計とレーザ反射鏡です。
レーザ反射鏡は地球から
送られるレーザ光を反射し
地球と月の間の不確な距離を
図るのに役立てるのが目的。
どの方向から来たレーザ光でも
確実にもとの方向へ返す
しくみになっています。
わが国でも人工衛星観測用として、
東京天文台のレーザ測定機が
活動しています。
レーザは1960年アメリカで
発見されたものです。
現在の代表的なものとしては
固体(ルビー)・
ガス(ヘリュームネオン)
半導体(ガリューム砒素)など
のレーザがあり強力な
単色光が発射されます。
普通の光と違って光を一方向に
細いビーム(流れ)でだせるので
超遠距離まで到達させることが
できます。
その性質を利用して
距離測定用だけでなく
通信・医療・各種加工など
多方面にわたって
実用化がはかられています。
パンフレットより
シミュレーターの
映像が映されていました。
画面はハメコミ合成です。
これら三枚はイメージです。